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むくみの原因 妊娠中、妊婦
以前は妊娠中の方がむくみを訴えた場合、妊娠中毒症を疑われ、即入院させられる事も少なくありませんでした。
まだ新婚初期のラブラブな時期にだんな様と離れ離れにさせられた上、毎日味気ない減塩食にうんざりしながら、
「これもそれも、生まれてくる赤ちゃんの為」
と、涙を飲んで耐え忍んだ、そんな妊婦の方も少なくないかと思われます。
ところが最近になって、妊婦さんのむくみは妊娠中の生理的反応だと考える傾向が強くなってきているとの報告がありました。
それはデータ的にむくみだけで他はいたって健康な妊婦さんが多く、母子ともに何の問題もなく、健康で元気な赤ちゃんを出産するケースが大変多いからとの事です。
逆に言えばむくみの症状がまったくない妊娠中毒症の患者さんも多く、逆にむくみがない事で見逃してしまうという事もあり、むくみと妊娠中毒症の関連付けはいまいち信憑性がないとの議論に達しているのです。
生理的なむくみ
但し、だからといって、
「なんだ、私のむくみも生理的な現象なんだ、安心、安心」
と、考えてしまうのも実際のところ問題があると思います。
生理的なむくみは確かに存在するものです。
ですが、妊娠によって今まであまり起きなかったむくみが発生するのであれば、やはり、身体のどこかがSOSを発している可能性は十分にあります。
むくみを軽く受け流してしまった結果、産後身体の変調を感じ、一生かかえなければならない重度の障害をもってしまった方もいるのです。
それでは生まれたばかりの赤ちゃんを世話する事すらできず、明るい家庭生活はとうてい望めないものになってしまいます。
結局のところ少しのむくみなら生理的現象の場合もあると頭に置いた上で、決して軽視することなくきちんとお医者様の判断に従う事が最善の方法であるということです。